晴空便り

エッセイスト・生け花アーティスト・末富晶の晴れた空へつながるブログ

また新しく年めぐる

f:id:seikuudayori:20200115110550j:plainおはな・末富晶<ガーベラ・ドラゴン柳・レモンリーフ>

 

 

 

気づけば2020年が明けて早2週間。

 

新年のご挨拶にはだいぶ遅いタイミングでのブログ更新となってしまいました。

 

 

カレンダーの日付と自分の身体感覚がそろわなくなってから久しいのですが、

この頃特にその感じが強まっているような気がします。

 

 

子どもの頃はあんなに待ち遠しく数えたクリスマスもお正月も、

 

今では少し遠い場所から眺め、不思議な感覚の中で過ごしているような。

 

 

家族で新年を祝えることのありがたさは、年々同じように感じているはずなのだけど…。

 

 

 

新たな2020年。

まためぐる日々を、できるだけ良いものにしていきたい。

 

 

「良い」とか「悪い」という言葉を、

そんなことは誰に決められるものでもないと思い、

使うことを避けていた時期もあるのですが。

 

「私にとって」の「良き」ことを見つけ出すことは、

そう感じてその方向に向かおうとすることは、

やはり本当は、とても大事なことで。

 

それは、全体にとっての「良い」ことに、

遅かれ早かれ、つながるもののはずで。

 

ある状態で物事を二つに分けること、

 

「良し」「悪し」

「善」「悪」

「白」「黒」

 

を、自分なりに考え、そのままに選んでいくことは

人生にとってとても大事なことだろうと思うように、だんだんと変わってきました。

 

 

「良し」「悪し」を超えたところにあるものの方が、真実に近いかもしれないけれど。

 

 

何も選ばず、ただ単にそれまでの延長上に惰性で生きることには、

やっぱりやがては、限界がくる。

 

 

間違うかもしれないし、傷つくかもしれないけど、

それでも私なりの「良き」方向へ。

 

2020年の抱負と呼べるものがあるとしたら、そうしたものになるかもしれません。

 

 

今年最初の稽古の花は、やさしい色のガーベラと、しなやかに伸びる柳と、若い緑の葉でした。

 

 

ガーベラに、若い乙女の麗しい姿。

 

柳に、年を重ねた老女の聡い姿。

 

葉っぱに、生まれたばかりの命の輝かしい姿を見て。

 

 

その三者が三様に、

それぞれの美しさをもったまま、

混じり合わず、しかし相反せず、

三層の輝きをもって、そこに在れるように。

 

 

異なるものが異なるままに、互いを深めていける。

私自身の内面も、そうした方向に向かっていきたい。

 

 

 

そんな思いをめぐらせる、新年最初の月です。

 

 

 

 

 

みなさまにとってのこの一年もまた、

素晴らしいものとなりますように。

 

 

 

 

 

 末富 晶

Sho SUETOMI 

 

 

 ------------------------------------------------------------------------------------


不登校でも大丈夫」岩波ジュニア新書 発売中です
小学校3年生から学校に行かなくなり、そのまま大人になった一人の人として、
不登校児だった頃の体験や出会いや考えていたことを振り返りながら、
今現在につながる道筋を綴っています。

 

www.iwanami.co.jp

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


末富晶のホームページ<晴空便り>
メッセージ・お問い合わせはこちらのメールフォームよりお送りください。

 

seikuudayori.wixsite.com