晴空便り

エッセイスト・生け花アーティスト・末富晶の晴れた空へつながるブログ

目の前の曇りガラスを磨いて~12月21日(土)~24日(火)華道壮風会<現代生け花・美術>展

 

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<生け花・末富晶・ラン・柳・ドラセナ>

 

 

不登校でも大丈夫」という本が出版されてからしばらく、かつて不登校児だった頃の自分に寄り添う日々が続いていましたが

12月になって振り返ってみれば、今年はそれも少し落ち着き、再びまた「不登校だった自分」のことをあまり考えない日々の方が多かったように思えます。

 

あの時のおかげで今があることはもちろん確かなことなのですが、

 

日々はめくるめく移り変わっていくため、

 

今には今のするべきことがあり、

 

それに集中しようとしていると、自然と過去を掘り返して何か考える時間は少なくなるようです。

 

 

過去を振り返ることも、時にはとても大事なことだけれど。

 

人生が続いていくのはその過去の時点からではなく、もちろん今この時からで。

 

 

例えばその「今」が、条件的に厳しく思えて、

未来への展望が描けないとして。

 

私にとっては、不登校初期の頃にそうだったように、

先が真っ暗闇に見えて、もうどこに行くこともできないように感じても。

 

 

それでも、その今に真剣になって探せば。

目の前にきっと、できることが何かがある。

 

追い詰められたから、それができる、ということもあるし、

暗闇はそういう意味では、本当は敵ではないのかもしれない。

 

 

 

もうできることが部屋の窓ガラスをふくことだけだったとしても、

手に届く範囲のガラスを必死で磨いているうちに、

その向こうに見える景色も変わってきて。

 

景色が変われば自ずと、その次のステージが目の前に広がっている。

 

 

人生でする大事なことは

どこか遠くへ行くことではなくて、

その目の前の景色を、自ら変えていこうとする意志を持つことなんだろう。

 

 

ある時点でそう思えたことが、

大きく私を変えたようにも思えるし

それまでずっと漠然と抱いてきた

 

「みんなから大きく遅れて、もう追いつけない」

 

という不安に

はっきりとした終止符を打ってくれたように感じています。

 

 

意識ある人であるかぎり。

 

そのチャンスは何度となく巡ってくる。

 

 

 

互いにエールをおくりあって、

それぞれの新しい景色に出会っていけますように。

 

 

 

 

今年も残すところあとわずか…という声が聞こえていますが、

今年はこれから華道壮風会の展覧会という大きな行事が残っているため

なんだかまだ全く終わりじゃない感でいっぱいです。

 

下に詳細を書きました。

 

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 

 

 

 

みなさんどうぞそれぞれに、

素敵な冬の日々をお過ごしください。

 

 

   末富 晶

Sho SUETOMI

 

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12月21日(土)~24(火)

11:00~18:00(最終日 16:00まで)

 

神戸・三宮「ギャラリー島田」にて開催される

「華道壮風会<現代生け花・美術展>」に私も作品を出展させていただきます。

お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

 

 

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不登校でも大丈夫」岩波ジュニア新書 発売中です

小学校3年生から学校に行かなくなり、そのまま大人になった一人の人として、
不登校児だった頃の体験や出会いや考えていたことを振り返りながら、
今現在につながる道筋を綴っています。

 

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