晴空便り

造形詩家・末富晶の晴れた空へつながるブログ

サプラーイズ

 

 

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昨日、待ち人来る、で

家のベルが鳴る音とともに訪れ人の声がしました。

 

 

ちょうどお昼の2時を数分ほど過ぎた時で、約束の時間にぴったり。

 

「はいはーい」

 

と、玄関の磨りガラスの先に明るい色の服を着た男性の姿が透けて見え、

何の疑いもなくガラリと開いてみたところ。

 

「サプラーイズ!」

 

と言って笑ったその訪れ人は京都在住の待ち人ではなく、カタール在住のKさんでした。

 

え。

え。

えええー!

 

思ってた顔と違うことにビックリ。

遠くに住んでいる人が(日本に一時的にかえってるのは知っていたけど)、こんなに気軽にふらりと立ち寄ってくれたのにもビックリ。

約束の時間に約束したのとは別の人が知ってたかのようなタイミングで来てくれたのにもビックリ。

 

 

まさに、サプライズ。

 

 

何がどうズレてこうなったのか。

 

宇宙は時々ちょっとした気まぐれのように、こういうことを起こしてくれます。

 

こんな時は、知らないうちに別世界の扉を開けたような気持ちがするもので。

あるはずだった一日の裏側、もう一つの世界に紛れ込んだような、不思議の国のアリスさながらな体験する日となりました。

 

椅子も冷たいミントティーも準備されていたのだけれど、

座って飲んだのは想定とは別の人。

 

…面白いなぁ。

 

 

Kさんが「これから軽い山登りに行く」というので、

全然そんなつもりはなかったのに急にプチ登山をすることになり、

梅雨のつかの間の晴れ間、泥濘んだ道を一緒にのぼりました。

 

途中から靴を脱いでのアーシング山歩きとなり、

山頂から街を一望する風景を前に、

その時はじめて会ったKさんの友人の方から

タイに住んでおられた時のお話を聞いたり、

他に誰もいない山頂の様子を珍しがったり、

清々しい風を感じたり、

下りながら鹿に遭遇してみんなではしゃいだりと

 

本当にもう思いがけない一日。

 

 

こういう驚きは、でも、実のところ大好きです。

 

 

心も身体も、いつも身軽にしておいて

こういうことが起きた時、相手と世界のタイミングにひらりとのって、一緒に踊れると大変楽しい。

 

もしかしたらそのために、普段から自分のリズムを大切にしたいと思ってるのかもしれないなぁ。

 

なんて思いました。

 

 

 

 サプラーイズ。

 

 

 

    末富晶

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