晴空便り

造形詩家・末富晶の晴れた空へつながるブログ

動いている庭

ドキュメンタリー映画「動いている庭」を見に行きました。

 

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動いている庭|The Garden in Movement

 

 

フランスの庭師、ジル・クレマンさんの庭と、

昨年日本に来られた際の様子をとらえたドキュメンタリー。

 

昨日は映画の後に、監督と、この映画に深く関わられたお二人とのトークイベントもあり、映画だけよりもより多くのことを知り、感じることができる機会となりました。

 

 

「動いている庭」

 

というタイトルには、何かもうそれだけで人を惹き付けるものがあるようで。

 

ジル・クレマンさんのことも知らず、

庭のことも知らず、

もちろんその著書も知らず、

 

であるのに、

「なんだか見てみたい」

という気持ちになり、映画館まで訪れる人がどうやら多くいてくださるようだ。と、監督。

 

私はまさにその「多く」の一人であったので、

惹き付けられた他の方々の気持ちも想像できる気がします。

 

 

生命とは、動いているものだから。

 

人も、

動物も、

昆虫も、

植物も、

星々も、

 

みんなみんな、動きの内にあって。

 

そんなことは、ある意味「当然」なのに

それでもなぜか、

 

「動いている」こと、

「生きている」ことに、

 

もっと広い視点では、

「死」さえも含んだ「大きな流れの循環」に、

 

強烈に惹き付けられ、あらためてそれを感じる機会をいただくたび、深く心揺さぶられる思いがする。

 

そのことを知っているから、

それを再確認させてくれそうな機会があるたびに、

味わいに行ってみたい気持ちになるのだな。

 

 

映画はとても優しい時間が流れていて、

最初の頃こそ、カメラが揺れてちょっと酔いそうかも…と不安になりましたが

だんだんと見ている側と映画の中の人々の境界線が曖昧になるにつれ、

そんなこともなくなり、気づけばあっという間に最後のシーンとなっていました。

 

 

上映会場となった立誠シネマは、昭和3年に建築された元・小学校の校舎だったとても趣ある建物で、前から一度行ってみたいなと思っていたのですがなかなか足を運ぶ機会がなく、今回がはじめての訪問です。

 

そしたらなんと、もうすぐ映画館は撤退→出町柳商店街に移転されるそうで

 

ここは近く取り壊しになるとか。

 

スタッフの方にうかがったところ、その後は大きなホテルになるそうです。

 

 

またホテル…というのが、正直な感想。

 

三条、四条河原町周辺の変化は今にはじまったことではないのでしょうけれど、

ここ2〜3年は特に顕著ですね。

 

 

動いている庭、立誠シネマにて6月30日まで上映されているようです。

 

risseicinema.com

 

 

大阪でも上映されるようなので、興味をもたれた方はぜひそちらでも。。。

 

 

 

   末富 晶

 

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