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晴空便り

造形詩家・末富晶の晴れた空へつながるブログ

2016年秋の東京展を終えて

晴空便り 生け花

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東京表参道での華道壮風会現代生け花・現代美術展への出展を終え、無事に住み慣れた関西へ帰ってきました。

 

今回の華材はミツマタとイヴ・ミオラという種類のバラ。

 

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よく見ると、この子は何か丸い球を持っています。

 

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上にある詩の内容は、以下のとおり。。。

 

 

「世界のはじめに」

 

はるかかなたの ほしのこえを 

うたにしようとしたのが はじまりだった

 

ずっと昔のわたくし

 

よるのにおいの かぜにたち

うちなる こどうを きいていた

 

まだ わたくし いがいの だれも

このよに そんざい しなかったころ

 

よるのにおいは ただみちて

つきを きよらに ひからせた

 

ずっと昔のわたくし

 

その こうけいが いま

こころに ひそと うつる

 

 

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見にきてくださった方、壮風会メンバーの方、それからもちろん松井禾風先生、本当にありがとうございました。

 

毎回展示会に参加させてもらうたび、ここまで来れた充実感と、まだまだ道半ばという実感を同時に味わうことになり、謙虚になるのにやる気も出るような、なんだか不思議な感じになります。

 

作品作りはたぶん、どこまで自分の内面の世界を現実に現すことが出来るかということの追求と呼んでいいのだろうと思うのですが。

よく考えてみれば作品をつくるという形でなくても、誰もが日常でそれと知らずにやっていることでもありますね。

 

カタログの中から色と形を選んで、それを好きに並べて部屋を心地よくするのは簡単だけれど。

 

本当は、本当に現したい「私の世界」は、あらかじめ決められたパターンの中には存在していない。

 

きっと誰もが自分の内側に、一人一人違った「それぞれの世界」を持っていて。

 

それを自分で現したり、現れている誰かの世界を見せてもらうのを楽しみに待っている。

 

 

そんな気がします。

 

 

「私の世界」の一部である晴空便り、これからもそんな風に、続けていきます。

もしよろしければ、また今後ともおつきあいよろしくお願いします。

 

 

   末富晶

 

 

 

<晴空便りホームページ>

seikuudayori.wixsite.com