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晴空便り

造形詩家・末富晶の晴れた空へつながるブログ

私の不登校記~その9~

不登校と私

 

 <担任の先生の言葉>

 

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不登校児になるよりも何年か前、ほんの小さな頃の私は一人遊びが大好きな子どもでした。

 

幼稚園に行くのを泣いて嫌がり、朝の時間はいつも母や先生を困らせていたものです。

本当はどこにも行かず、家の片隅で絵を描いたり歌ったり、許される限りずっとそうしていたかったのです。

 

「小学生になったら、みんなと一緒に座って勉強するのだから今はその練習なのよ」

と母に言われ、

学校に行くようになったらもっと長い時間家から離れなければいけないのかと憂鬱になりながらも、

「練習ならば」

と頑張って通っていました。

 

結局その訓練のかいもなく学校には行かなくなってしまうので、当時の私の努力はかわいそうだけれど徒労に終わったと言えるでしょう。

 

私が不登校児になったことで一番大変な思いをしたのはやはり両親だったと思います。

父も母も当然娘は普通に学校に通って卒業するだろうと考えていたのに、それが突然、ほとんど何の前触れもなくそのルートは娘自身の手によって絶たれてしまったのです。

 

周りの人たちからは「育て方が悪い」と言われ、一時期は深い悩みの日々を過ごさせてしまったようです。本当に、申し訳ないことでした。

 

 

「僕は、彼女の学校に行きたくないという気持ちを尊重したいと思います」

 

 

だからこそ、小学6年生の時に担任になった先生がそう言ってくれた言葉に、本当に力をもらったと後に母は言っています。

 

 

   末富晶

 

 

高島市社会福祉協議会広報「しふくのふくし」NO.57より

 

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♪私の不登校記その1はこちら

 

 

 

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