晴空便り

造形詩家・末富晶の晴れた空へつながるブログ

私の不登校記~その3~

 

<十五才 学校4>

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 私が山田洋次監督の映画「~十五才~学校4」の制作に関わることになったのは、16才の時に目にした新聞記事がきっかけでした。

義務教育期間が終わり、7年間の不登校生活に区切りがついた後で、ちょうど自分が不登校児として過ごしてきた日々をじっくりと振り返っていた時期のことです。

 

その記事には、山田監督が次の映画のテーマを不登校にしようと考えていること、このことに対する意見などを広く募集していることが書かれていました。

 

それを読んだとき「ちょうどいいな」と、確かそんな風に軽く考えたのです。

元々文章を書くのが好きなので、私が不登校児として生きてきたこと、その中で考えてきたことなどをまとめる絶好の機会だと。

それがどんな風に受け取られるか、返事が来るか来ないかといったことは二の次で、ただ自分が感じていることを素直に書き、新聞に掲載されていたメールアドレスに送りました。

 

 後日予想外に映画の制作スタッフの方から丁寧なお返事が届き、何度かのメールのやり取りを経て、私はこの映画のホームページで不登校の体験記を連載することになったのです。この時投げた小さな石が、思わぬ波紋となって広がり、今日この日まで消えずに、私の人生の中で影響を持ち続けてくれています。

 

 

 

   末富晶

 高島市社会福祉協議会広報「しふくのふくし」NO.51より

 

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