晴空便り

造形詩家・末富晶の晴れた空へつながるブログ

私の不登校記~その1~

2013年から隔月で高島市社会福祉協議会の広報「しふくのふくし」という雑誌に不登校の経験について綴ったエッセイを連載しています。

現在すでに20号近く続けさせていただいているのですが。

その内容をこのブログでも紹介していこうと思うので、「学校に行っていない経験を持つ人の話」の一つとして、もし興味を持たれる方がおられたらよろしくお付き合いください。

それでは、はじまりはじまり。

 

<私の不登校記>(1) しふくのふくしNO.49より

 

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小学3年生から大人になるまでの時期を、私は不登校児という肩書きで過ごしました。

 

「どうして学校に行かなくなったのか」とは当然よく聞かれる質問だったけれど、そこにはっきりとした強烈な出来事、例えばいじめを受けていた事実などもないし、理由を話すのにいつも苦労していたように思います。

 

はっきりと一つ分かることは、当時の私にとって学校は、毎朝「どうしても行きたくない」と強く感じるほどの場所だった、ということです。

学校へ行っている間はずっと、酸素の足りない金魚のようにパクパクと苦しい気持ちでした。無理に行こうとすればついには熱が出て、休まざるを得なくなったのです。今から思えば、体中で拒否していました。

 

でもそこから始まる不登校生活の年月は、やがて私にとって何物にも代えがたい、とても楽しく、充実した日々となっていきます。この学校に行かなかった宝物のような毎日のことを、これから少しずつお話していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

   末富晶

 

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