晴空便り

造形詩家・末富晶の晴れた空へつながるブログ

歌をつくること・海花

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晴空便りのホームページの中に、音楽のページをつくりました。

兄と私で、十代の頃からこつこつ作った歌たちを、何曲かプレイヤーにのせて置いてあります。

心はこもっていますが、家庭内手作り作品、なおかつ10年以上前に録音したものなので、色々と拙い部分も多いです。

それでもよろしければ、こちら↓より聴いていただけるとうれしいです。

seikuudayori.wix.com


その中から、思いつくままに紹介していこうと思うのですが。

まずは、「海花」という歌から。

 

 

「海花」~ちいさな郵びん配達~

作詞:末富晶

作曲:末富央記

 

あなたのためにその海が 何かしてくれたろうか

海が海である他に 何かしてくれたろうか

 

あなたのために野の花が 美しく咲いてくれたろうか

花が花であるよりも 美しく咲いてくれたろうか

 

空に朝がのぼる度

海花の夢は輝くけれど

私が私である他に

何ができるだろうか

 

海のためにその鳥たちは 平和の歌うたったろうか

飛び立つ羽をつくろって 海のために歌うだろうか

 

花のためにこの星は ゆるり回ってくれたろうか

花でその身をうめるために 優しく回ってくれたろうか

 

空に朝がのぼる度

海花の夢は輝くけれど

私が私である他に 何ができるだろうか

 

海のために 花のために

鳥のために 星のために

あなたのために

 

私が私である他に 何が出来るだろうか

 

 

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この歌をつくったのは、おそらく二十歳前後の頃だったと思うのですが。

その後も一人でもたびたび歌ったり、聴いたりする、私の中では自分のテーマソングのような歌です。

 

「あなたはそのままで素晴らしい」とはよく聞く話ですが。

 

海のように、花のように、あるいは鳥のように、星のように。

 

あのように「そのまま」であることは、本当はそう簡単なことではないのかもしれません。

花のように「そのまま、あるまま」であることは、おそらく、それだけで周りの人に数えられないほどの良い影響を与える状態なのだと思います。

 

でもその「そのまま」というのは、今の自分が思っているような自分のことでは、きっと、ない。

 

「そのまま」でいいから感情のままに振舞ったり

「そのまま」がいいから欲望のままに動いたり

 

そういうことは、表面的なストレスの解消にはなっても、実際には本当の「そのまま」から自分を大きく離してしまうことにもなり得る。

 

沸き起こる感情、欲の前にふとまっさらな気持ちで立ってみようとする時、「花のように」、彼らと同じように存在することができる、そんな自分の可能性を見ることがあります。

すぐには上手くいかなくとも、

色々な混乱や出来事を経て、ついた汚れをまた落とし、最終的にたどり着く境地。

 

私なりに、そんなものをイメージし、出来た詩となりました。

 

今でも聞くたびに、「ああ、そうだった」と色々大事なことを思いださせてくれるような歌です。

 

 

  末富晶

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