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晴空便り

造形詩家・末富晶の晴れた空へつながるブログ

気が抜けた話

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前回と昨日、華道壮風会の稽古で全然花が見えない事態におちいりました。

 

今までも、なんとなくうまくいかない日はあったけれど、こんなに見えないのは初めて。

見えていないことも先生に見ていただかないと気づけないくらいで。

 

昨日は最初に生けたマンサクの枝が瑞々しい緑の葉がついているにもかかわらず「枯れて見える」との指摘を受け・・・

 

うわぁ、まさか。どうしちゃったんだろう。

 

このまま戻らなかったらどうしよう。

 

と、頭は勝手に心配をはじめ、そうなった理由やら解決策やらもっともらしい答えを導き出そうとするのですが。

そのどれもが当たっているようで微妙に的を外している感覚。

 

なんてこった。

 

幸い何か変な方向にねじ曲がって(つまり心の歪みがあって)しまって起こったことではないらしいので、その辺は安心して良いとのことでしたが。

この心地悪い感覚がいつまで続くのかと、ちょっと言葉にできない気持ちの悪さでいました。

 

1つの可能性としては、次の段階に行くために起こっていることかもしれない。ということ。変化の前にはフォームが乱れ、いつものようにいかない時期を越えなくてはいけないらしいのです。

 

もう1つの可能性としては、ものすごく疲れているのかもしれない。ということ。

大きな出来事は良い経験だけれど、知らず知らずのうちに相当のエネルギーを消費していて戻ってこれていないかもしれないということです。

 

まあ、どちらにしても、悪いことではない。

 

 仕方ない。ここは降参して、もうヘタクソのまましばらくいくしかない。

と、あきらめて二度目を生けたところ・・・

 

「あれ、きれいな気がする」

 

二つ目に生けたおはなは、何事もなかったようにいつもの雰囲気に戻っていたのでした。(写真はその二回目のおはな)

まだまだキリッとした完全さからは程遠いですが、それでも美しさが返ってきてくれたのは間違いない。

 

ひとまず、もう、ほーーーっとしました。
 

先生や先輩とお話して、仕方ないと受け入れて、気が抜けたら、なんか戻れたようです。

 

戻って家に帰って、一晩たって今これを書いているのですが、

今現在、いつもの自分に戻っていて、そしてここしばらくはいつもの自分ではなかったのだなということがハッキリと分かりました。

 

講演会やその他たくさんの出来事の内、ずーっと自分の中にあるスイッチが入りっぱなしで、いわばずっと緊張状態だったようです。

自分の中にいない状態だった、と言いましょうか・・・何と表現すれば分かりませんが、多分ここ一か月はそんな特殊な状態でずっと過ごしていたみたいです。

 

戻ってきてすぐに、今朝は一つ良い詩が書けて。

 

そうそう、ここだった。私の中に帰ってきた。

 

と、今だいぶ安心しています。

 

 

・・・が。

 多分これは今だけでは終わらない話な予感。

 

新しいことをはじめていくにあたって、この「バランスを崩す」出来事はこれからも度々起こってくるのだろうと思います。

 

 

また見失ってしまった時、 

帰ってこれた「ここ」の感覚を再びつかむ手掛かりとするため、備忘録として今回のブログに書いておくことにします。

 

動き出してしまった手前、進もうと思っていますが。

いやはや、やはり色々起こるものですね。

 

どうぞおてやわらかに。。。 

 

 

   末富晶

 

<晴空便りホームページ>

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