晴空便り

造形詩家・末富晶の晴れた空へつながるブログ

花を生けるように

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久しぶりの東京から無事に帰ってきました。


路線の複雑さや、次の電車が待たなくてもすぐに来ることや、乗り換えのためにみんなすごく沢山歩くことなど。昔も感じた違いを「そうだったなぁ」と色々思い出しましたが、当たり前といえば当たり前なのか、東京らしいビルの立ち並ぶ風景は前回訪れた時とそう大きな差異はないように感じました。

新しい出会いあり、久々の再会あり。

たっぷりと濃い3日間。

新幹線は信じられないくらい早く私を運んでくれたけど、それでもそれなりにビッシリ詰まったスケジュールにやはり身体は疲れたようで、昨夜もその前もいつもより眠りが深かったように思います。

 

さて回復したところで、今週末の19日(土)は滋賀県南草津にて、晴空便りの華道教室の第一日目として特別体験会を開きます。

この間の講演会(伝えたいことを一つだけ持って行く - 晴空便り)で参加者の募集をさせていただいたところ、ありがたいことに今日までに何名かの方から問い合わせや申し込みをいただきました。

部屋の広さや色々なことを考えて、現在お申込みいただいている人数で初回はちょうど良い感じになるかなと思ってはいるのですが、もし「行ってみたい」という方がおられたら前日までならあと1~2名は大丈夫だと思うのでこちらのメールフォームからお問い合わせください。

 

 4月からは同じ場所で通常の華道教室を定期的に開くつもりです。こちらでももちろん体験も受け付けていきたいと思っています。
詳細については、またこのブログや晴空便りのホームページにてアップさせていただきますね。



新しいことが色々とはじまりつつあり、
とにかく今は、毎日常になにかの準備をしている、という日々です。

華道の教室を開くにあたっては、華器を集めたり、剣山を集めたり、それらを入れる箱の寸法を測ったり・・・


今朝、華器の下に置くすべり止めのシート(机の上で器が動かないようにするためのもの)をハサミでちょきちょきと適当な大きさに切りながら、ほとんどの物事はこうした一見あまり価値のないように見える地味な作業の積み重ねで出来ているのだと思いを巡らせていました。
 
おはなの教室を開きたいと思った時、それを頭の中でイメージしている時やノートに考えを書いたりしている時には「どんな風な教え方が良いのだろう」とか「どんな方が来てくれるのだろう」といったことを不安に思ったりしていたのですが、いざ実際にやることが決まり日取りも決まりしかもそれが近付いてくると、具体的な準備がたくさんあってそういう余計な考え事に気をとられる暇がありません。

「考える前にとにかく動け」

とは、よく言われる話なのですが。
そのことの大切さを実感しています。
考えている時は、考えていることは大きいのだけれど、実際のところ自分は1ミリもその場から動いていないのですね。

もちろんそういう「熟考」の時期があってこその今だとは思いますが。

せっかくこの世に生かされているのだから、色んな種類の時期を体験していきたい。
そのために、今は「動く」を味わっているようです。

何でもないように見える些細な作業や選択に、どんな風に心をこめたのか、どれほど注意をはらったのか。
その小さな違いの積み重ねが、やがて大きくなっていくのだと感じながら。

花を生けるように、準備をする日々です。

 

   末富晶

 

 

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