晴空便り

エッセイスト・生け花アーティスト・末富晶の晴れた空へつながるブログ

春に立つ

朝日を感じて目覚めて。 軽く身体を動かして。 ほんのわずかばかり、静かに座って。 そうしてめぐるいつもの一日を繰り返しながら、 動画やSNSや人々の様子を通して 今、どんなにか 世界が大きくうごめいていることを感じています。 昨日と同じような明日が…

また新しく年めぐる

おはな・末富晶<ガーベラ・ドラゴン柳・レモンリーフ> 気づけば2020年が明けて早2週間。 新年のご挨拶にはだいぶ遅いタイミングでのブログ更新となってしまいました。 カレンダーの日付と自分の身体感覚がそろわなくなってから久しいのですが、 この…

目の前の曇りガラスを磨いて~12月21日(土)~24日(火)華道壮風会<現代生け花・美術>展

<生け花・末富晶・ラン・柳・ドラセナ> 「不登校でも大丈夫」という本が出版されてからしばらく、かつて不登校児だった頃の自分に寄り添う日々が続いていましたが 12月になって振り返ってみれば、今年はそれも少し落ち着き、再びまた「不登校だった自分…

秋も深まり

<生け花 ・トサミズキ・ユリ・ルスカス・ 末富晶> 季節はあっという間に移り変わり。 またまた、前回の晴空便りからだいぶ間が空いてしまいました。 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。 私はといえば最近、久しぶりに…いや、ほとんど人生初くらいに、あ…

「不登校でも大丈夫」出版から一年となりました

この8月で、「不登校でも大丈夫」の出版から一年が経ちました。 この一年の間に、たくさんの人に手にとっていただき、読んでいただいたこと とてもとても嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。 みなさま、本当にありがとうございます。 もう一年、とも言え…

パターンを越えて

<生け花 ”ヘリコニア・アレカヤシ・レモンリーフ” 末富晶> 暑い暑い夏が、まためぐってきました。 冬の間、夏のことを思う時、 暖かく暖かくととのえようという気持ちのまま、 青空の中の真っ白な入道雲とか、 セミの声とか、 麦わら帽子の匂いなど 実感を…

しばらくぶりの、晴空便り

<生け花 ”エルムレス・アレカヤシ・アセビ” 末富晶> 雨のしとしと、降る日が続きます。 前回の晴空便りから数えて、早くも一か月以上の時が経ちました。 その間にちょっと調子をくずして家にいる日も何日かあったのですが、 動けない日々の中では、 雨の音…

6月2日(日)安楽寺・くさの地蔵縁日におります

<不登校でも大丈夫・末富晶・岩波ジュニア新書> 昨日、友人からの問い合わせがあった流れでアマゾンを確認すると、 「不登校でも大丈夫」のページになぜか<ベストセラー>とあり、 岩波ジュニア新書のカテゴリ内でランキングに王冠マークとともにのってい…

新緑の季節に枝を伸ばして

<生け花 ”イヌコリヤナギ・リアトリス・レモンリーフ” 末富晶> 薄紅色の季節も過ぎ、 新緑の五月。 今年は去年の台風でたくさん木が倒れた影響か、 遠目にも山に新芽の明るい色が目立つような気がします。 命は存在を脅かされるほどの危機を感じると かえ…

春の水やり

春の陽気を感じる日々となりました。 みなさん、いかがお過ごしでしょうか。 この晴空便りのブログは、 元々どなたかへのお手紙を書くような気持ちで綴ってみようと始めていて、 風船のひもに結んで飛ばすように、 ふわふわと風にゆられた後、 誰かのもとに…

一番最初の記憶

<晴空便り生け花 ”ガーベラ・雪柳・レモンリーフ” 末富晶> この世に生まれてからの、 思い出せるかぎりの、いちばん古い記憶について、 今朝、考えていました。 私にとってのそれは、 たぶん2才くらいか、もしかしたらそれよりもう少し前の小さな頃。 朝…

晴空便りの生け花~京都・安楽寺「くさの地蔵縁日」にて

冬の終わりの、晴空便り。 立春。 季節はめぐりめぐる。 昨日は久しぶりに、生け花体験の場を開かせていただきました。 それも、京都・安楽寺さんという素晴らしい場所の書院で。 毎月2日に安楽寺さんで開かれている「くさの地蔵縁日」内で、 お花を生けさ…

新しい年も良い年に

<生け花・グラジオラス・モンステラ・末富晶> 2019年になりました。 みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。 「いつも」とはリズムが変わる年末年始の特別な時期も過ぎ、 あっという間にまた日常が戻ってきました。 個人的には年々、年末年…

講演「不登校でも大丈夫」を終えて

今年もあと少し、といった空気が漂う12月。 いかがお過ごしでしょうか。 11月はありがたいことにほぼ毎週、色々なところに著書「不登校でも大丈夫」を携えて出かける機会をいただき、その中のいくつかでは、講演やお話会といった形で本の内容やもう少し…

「たった一つのいのちを生きるお話会」にて

11月11日の日曜日、大阪のブランシュエットさんにてお話会をさせていただきました。 「たった一つのいのちを生きるお話会」 という題だったのですが、「不登校でも大丈夫」の本の内容をもう少し深め、誰もが歩く「自分の道」について皆で輪になって語り…

みそひともじの記憶

生け花<ガーベラ・アワ・ハラン・レモンリーフ> 末富晶 10月になりました。 まだ一年を振り返る時期には早すぎるのだけれど。 今年に限っては、 本当に色んなことがあったなぁと この辺りで振り返っても許されるのではないか。 そう思えるくらい、本当に…

ツクル森 へ

京都の京北という地域で9月23日〜24日の二日間にわたって開かれたイベント「ツクル森」にて、本「不登校でも大丈夫」の紹介とお話会をさせていただきました。 行く前にはどんな雰囲気になるかなと想像したり、話すことを考えたりしていたのですが、いざ…

紙ヒコーキにのって

はじめての本の出版から10日ほど経ちました。 seikuudayori.hatenablog.com 本に関係する懐かしい人との再会やあれやこれやで怒濤のように流れた一週間ののちの、ふいの静けさの中にいます。 ここからずーっと続くのか、あるいは単に台風の目なのか。 よく…

著書「不登校でも大丈夫」が出版されました

私のはじめての著書が、今月出版されました。 題名: 「不登校でも大丈夫」 著者: 末富晶(すえとみしょう) 出版社:岩波ジュニア新書 表紙イラスト:はぎのたえこ さま 小学校三年生から不登校児となり、そのまま学校に戻ることなく大人になった一人の人…

時間がかかる道

<生け花・ピンクッション・ニューサイラン・レザファン(末富晶)> 森下典子さん著の、「日日是好日ーにちにちこれこうじつー」を読んだ。 本屋さんでふと文庫本を手にとったとき、 柔らかな文面を見て「小説なのかな?」と思ったのだけれど、 作者と茶道…

ただ共鳴するためだけに~優しい社会に必要なものとは~

明後日、ありがたいことにまた、不登校時代のお話をさせてもらうことになっています。 その資料作りをしていて、ふと思い出した二十歳くらいの時のこと。 東京の真ん中で、仲間とともに、グループをつくって その時の自分たちなりに、小さくとも、社会を少し…

雨の日に書く晴空便り

5月になりました。 お久しぶりの、晴空便りです。 更新していない間も、何度か書こうとしていて。 いくつか書いて、ストックもしてあったのだけれど。 なぜだかこれは、今出すタイミングではないかな、という気持ちが続き。 すんなりスムーズに流れる日を待…

時代の流れに世界をのせて

現代生け花展「TUDOU〜集う〜」、15日におかげさまで無事に最終日を迎えました。 私にとっては初めての、華道壮風会の名を冠しない華展で。 たくさんの実りがあった5日間。 私個人としては不登校のお話会まで開催させていただいて、 自分の持っている色々…

パネリストをさせていただきました

昨日は久しぶりにたくさんの方々の前で不登校時代の話をする機会をいただきました。 『大人になった元不登校児の話ということで、他の二名の方と共に、パネリストをお願いします』 とのことだったので、勝手に三者での座談会的な雰囲気なのかなと思っていて…

現代生け花展TUDOU〜不登校ほんわか立ち話〜

来月、神戸にて現代生け花展「TUDOU〜集う〜」に出展させていただきます。 4月11日(水)〜15日(日) 11:00〜18:00(最終日は17:00) 入場無料 会場:GALLERY 北野坂 アクセスはこちら↓ http://gallery-kitanozaka.com/map/map.html 8…

一期一会の旅人たち

しばらく前からうっすらと気が付いてはいたのですが。 私はどうやら、比較的 「道を聞かれやすい人」であるらしいです。 他の人と比べてみたことがないので、 平均値よりどのくらい多いかといった 具体的な程度の差は分からないのですが とにかくなんだか、 …

7年目の春の日に

この国に大きな傷跡を残したあの日から、7年の月日が過ぎました。 多くの人にとってきっとそうであるのと同じように、 私はまだこの日のことを語る言葉を持たないと感じているけれど。 やはり何年経っても、当時のことを思い出して、新たな生き方を考える、…

3度目の3月3日に

<生け花・桃・チューリップ・ハラン 末富晶> 3月3日、ひな祭り。 なんと、2月はブログを書かないままに過ぎ去ってしまった… みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。 このブログの初めての投稿はちょうど二年前のひな祭りで。 ということはここから、…

てのひらからこぼれ落ちる日々に

虹色のストーブが届きました。 丸いフォルムの…正式には何というのでしょう、 コンセントはなく、マッチでも火がつけられる、 上にやかんを置いてお湯が沸かせるタイプの灯油ストーブです。 虹色の炎になるストーブが欲しい、 と思ったことは未だかつてなか…

2018年のはじまり

<生け花・アイリス・アオモジ・ポリシャス 末富晶> 三が日が終わり、お正月独特の空気も薄れ、 寂しいような、ほっとするような… 今日ぐらいからようやく、本当の、今年のはじまりという気分になってきます。 毎年、その年の抱負を語ったり、その時持って…